「計画は 嫁と子供で オレ運転」日々の笑い、小さな幸せ。

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毎年恒例、第一生命で募集する「サラリーマン川柳」の入賞作品が先日、
発表されました。

サラリーマンとはいえ、男性女性の区別なく応募できるそうですが、
これは明らかに男性だろうなあという、悲哀がにじみ出るような作品が多いのが、
このコンクールの魅力です。

同じ「五・七・五」の句でも、俳句との大きな違いは、
季語を入れなくてもいいというものだそうで、
俳句がネクタイにスーツなら、川柳はGパンにTシャツ、といったところでしょうか。

この「サラリーマン川柳」は今年でもう29回にもなるそうで、
30年近くも庶民に愛されてきた由緒ある? コンクールなんですね。

職場の上司や年下の社員に「ムッ」とし、
少ないお小遣いをやりくりしたり、
好きじゃない晩御飯のおかずにも文句が言えず、
はたまた家庭ではペットの犬猫の方が自分よりも大事にされている。

そんなお父さんたちの、ノンフィクションの「ぼやき」が、
「そうそう、わかる!わかるなあ~~」と、世の中の人に受けているのですね。

川柳の魅力は、肩肘張らずに作れるところ。
思わず「くくっっ」と笑ってしまうような、日常の小さな楽しみのような、
そんな気軽なところ。

しんどいことが多い日常、
少しでも「笑い」のある生活を送りたいですよね。

それに、年々衰える記憶力を食い止めたり、頭の体操にもいい。
考えることで、気持ちもリフレッシュします。

歴代の第1位作品を眺めてみると、
その年の流行や人気、社会の主な出来事などが思い浮かびます。

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「ドットコム どこが混むのと 聞く上司」(平成13年)

「デジカメの エサは何だと 孫に聞く」(平成14年)

世の中のデジタル化についていけない年配者の素朴な疑問が、
笑っちゃいけないけど笑ってしまいます。

「ゴハンよと 呼ばれて行けば タマだった」(平成8年)

昭和と違って、お父さんは猫の後なんですね・・・

「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」(平成17年)

これは奥様からの応募作ですが、
ここだけの話、その気持ちなんとなくわかる気が・・・

「うちの嫁 後ろ姿は フナッシー」(平成26年)

う~む・・・人ごとじゃないかも。。。

「退職金 もらった瞬間 妻ドローン」(平成28年)

そして今年の第1位!
流行語になった無人航空機と、妻に逃げられた悲哀をうまく掛けていますよね。
でもこの人、第1位になっても、実生活ではもっとシリアスなのでは。

と、日々の笑い、小さな幸せということで、「サラリーマン川柳」の作品を
ご紹介しました。

今この記事を読んで、「くくっっ」と笑えたら、それが小さな幸せになりませんか?

来月からは早くも夏休み。
家族をどこに連れて行こうかと悩んでいるお父さん方。

いやいや、「計画は嫁で、運転はオレ」というお父さんは、
どこに連れて行かれるかと思っていらっしゃるかも。(笑)

そんなお父さんは、「こんなコテージもあるよ」と、
奥様に教えてあげてみては?

「笑い」のある夏休みの1日を、高原のコテージで過ごしませんか?

締めに一句。
「計画は 嫁と子供で オレ運転」

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