拝啓 清麻呂様。

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岡山でお参りするといえば、ダントツで最上稲荷が有名です。

初詣などは毎年何万人という人出がありますが、
夫婦共に、人の多いいわゆる人気スポットは大の苦手。

一度は行ってみようかと、試しに行ってみた最上稲荷では、
駐車場に入れるまでに1時間以上待った苦い思い出があり、
それ以来人の多い人気スポットを意識的に避けるようになりました。
(人の多いところでがんばれる根性がない・・・・・)

で、いつもお参りに行くのは地元・和気神社。

和気神社は交通安全、学問、建築の神として
信仰される和気清麻呂公を祀る神社で、400年以上の歴史があります。

神社に祀られているのは一般的な「こま犬」ではなく、
敵対した道鏡の追っ手から、清麻呂公をお守りしたという言い伝えのある「イノシシ」だというのも、ちょっぴりユニーク。

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隣接の「和気町藤公園」は日本一の名の通りスケールが大きく、
藤の見頃のGWになると、毎年観光バスがどーっと押し寄せるほどの人気スポット。

そんなGWとは打って変わって、静かなお正月の和気神社。
「いいねえ~、このガラガラ感が」
「いやいやほんと、これぞ地元ならでは」

有名でなくてもいい、心静かにお参りをさせてもらえれば。
有名でもそうでなくても、混雑していてもガラガラでも、
神様がそこにいることに変わりはないのですし。

ちなみに、和気清麻呂公はなかなかのイケメンで、
明治時代には10円札に印刷されるほどのメジャーな人物なのですよ。
(イケメンだからお札に印刷されたわけではありません)

皇居のお堀に銅像まであるという、和気町が誇る、ある意味メジャーな人物!
常々、この清麻呂公の波乱の一生を大河ドラマで観てみたいなあ~と思ってはいるのですが、
いかんせん、知名度がもうひとつ。

坂本龍馬とか宮本武蔵など、小学生でもその名を知っている人物に比べると、
「え、誰それ」
という感が否めない。

やっぱり大河ドラマにするには、そこそこメジャーじゃないと視聴率も稼げないだろうし。
もうちょっとハードルを落として、2時間ぐらいのスペシャルドラマでもOKなのですが。

配役はあのジャニーズ系イケメン俳優にお願いするとして。
悪役の道鏡は・・・そうだ!ちょっと脂っこい感じのするあの中年俳優がいいわ。

撮影の間は当然ロマンツェにお泊りいただいて、サインをしっかりもらってロビーに飾る。
放送されたら「ロケ地訪問」とかで予約の電話が多くなるから、
今からしっかり準備をしなくては。

ん?
なぜか話がそちらの方向へ?

ごめんなさい、清麻呂様。
でもでも、ドラマの中であなたにお目にかかりたいという思いに偽りはないのですよ。

ダメもとで制作してみようかという度胸のあるテレビ局関係者の方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、清麻呂公をよろしくお願いいたします!
(いるわけない・・・笑)


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