ダメと言われると持って行きたくなる旅の持ち物は?
祝日の多い秋は、ちょっとした小旅行に行きたくなりますね。
暑くもなく寒くもないこの季節、秋の風と紅葉に誘われて、
行き先をあれこれ悩んで決めるのもまた楽しい。
押さえておきたい観光スポットやおすすめのレストラン、人気のおみやげなど、
念入りに調べてから出かける慎重派。
気の向くまま、行き当たりばったり、隠れた観光名所や人気店に出会えるかもしれないという、
まるで宝探しに出かけるかのような、アバウト派。
(私は明らかにこっちです・・・)
ガイドブックの他、今やスマホで何でも調べられるので、
便利な世の中になったものです。
旅といえば気になるのは予算。
宿泊代、交通費、食事代、おみやげ代、テーマパークに行くなら入園料、などなど。
家族や仲間で出かけるとなると、少しでも安く抑えたいところ。
ところが、これが中高生ぐらいの修学旅行などになると、
「いかにして決められた金額以上の小遣いを持っていくか」が重要になってくるんだなあ、と
実感した出来事がありました。
「着替えの靴下の中に入れる」
「洗面用具の袋の中に入れる」
「生徒手帳の中にはさむ」
「カバンの底に入れる」
「スニーカーの中敷きの下に入れる」
・・・・・・何の相談かと思えば、広島へ1泊で研修旅行に行く中学生の弟に、
高校生の姉が、「隠し小遣いの安全な持っていき方」について真剣にアドバイス。
日頃はあまり会話をしない二人が、珍しく妙に盛り上がっていました。
学校で決められた小遣いの額は3,000円。
あと2,000円は持って行きたい弟に、先輩でもある姉は嬉々として案を出します。
なんでも朝、出発前に持ち物検査があるので、
厳しいチェックをクリアしなければならないとのこと。
大人にしてみたら、なにもそこまでして持っていかなくても、と思うのですが、
「持って行くから楽しいんじゃが~」と、岡山弁で返答が。
友達はスマホやゲームなど、それぞれに必要な物を持って行く気でいるらしく・・・・・
「靴下」と「靴底」のように、千円札は1枚ずつ別の場所に入れた方が、
どちらかが見つかってももう一方は残る、などの悪知恵も入れてもらいながら・・・・
いくつかの良案??の中から、「着替えの靴下の中に入れる」ことを選んだようですが、
その靴下が見つかったらどうするのか試しに聞いてみたところ、
「あ!サンタじゃ~!って言うわ(笑)」
・・・・・・・・・・・・・・・中学生で、それはちょっと通じません。さすがに。
小遣いの3,000円も、余分の2,000円も、よく考えれば親の財布から出るわけですから、
「少しでも安く抑えたい」という考えは皆無。
お気楽といえばお気楽です。
高校生になった今は、もうちょっとレベルアップして・・・いるのかどうか。
慎重派。アバウト派。お気楽派。
どんな旅でも、計画は楽しいもの。
「やれやれ、ただいま~」と玄関を開けるまで、楽しい旅であってほしいものです。
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