平成から令和へ!改元特需あれこれ GW10連休の過ごし方は?

■日本人にとっての元号

平成に代わる新しい元号が発表されました。

「あなたの予想する新元号は??」
など、盛り上がりを見せていた様子はまるで、
サッカーのワールドカップの勝敗予想のようでした。

天皇陛下の逝去ではない改元とあって、お祭りムード、いやいや、お祝いムードに包まれています。

20代女子だった昭和から平成への改元時には、この祝賀ムードはなく、
逝去の後の厳粛なムードが漂っていたのを覚えています。

昭和に慣れ親しんだ世代、初めはしっくりこなかった平成は、
いつの間にか暮らしになじんでいき、生活の中に根付いていったように思います。

「令(うるわ)しく平和」
新元号「令和」には、そんな意味が込められているそうです。

でもそもそも元号って?
西暦があるのになぜ元号も使っているの?

元号は権力者が領土のみならず、時間をも支配するとの考えに基づいて始まったもので、
国や政治をどうしていくかという思想が込められたもの。

「大化」に始まって、「令和」は248番目にあたり、
1300年以上も古来から続いてきた元号があるのは、世界中で唯一、日本だけなのだとか。

これまで中国古典から引用されてきましたが、今回初めて日本の古典である万葉集から選ばれました。

きっと令和もいつの間にか、平成と同じように、人々の暮らしの中に当たり前のようになじんでいくことでしょう。
例えるなら一杯の水がスーッと、地面に染み込んでいくように。

■お祝いムードで改元特需

さてさて。
平成の改元時にはなかった、このお祝いムード!
この明るいムードに乗り、改元商戦も活発になっています。

お菓子に酒、ぐい呑、Tシャツ、あんパンも。
中には、えっ?そんなものまで? というようなものも登場。

ブライダルでは平成のうちに結婚式を!という平成駆け込み婚と、
元年の記念にという令和元年婚が増えており、ウェディングの割引きプランもあるとか。

(いやいや、どっちでもいいからどうぞお幸せに)

ある酒造会社では、元号の部分だけを空けて日本酒のラベルのデザインを用意し、
「ありがとう平成の時代」「ようこそ令和の時代」という2種類の日本酒を、
新元号発表の数時間後には自社工房の店頭に並べて販売したというから、その早わざに驚きますね。

「平成」「令和」と文字の形に粉を振って焼き上げたあんパンを、数量限定で販売したり、
最高級ハチミツを使ったロールケーキを限定予約販売し、改元の5月1日に配達するという菓子店も。
しかもお値段はロールケーキ2本で18,000円と、かなり強気。

(うーん、改元記念でもちょっと手が出ません。。。)

アパレルでは、REIWA、20190501とプリントされた記念Tシャツを、1着3,000円ちょっとでECサイトで販売。
「カップルや親子のペアルックにもおすすめです」
と、まとめ買いのプッシュに余念がありません。

販売ではないものの、いち早く自社の社名に「令和」を入れて改名した企業もありました。

あの手この手で、この祝賀ムードに乗っかる人、乗せられる人。
どちらもHappyなら、言うことありません。

■30年という歳月

昭和から平成に代わって、もう30年以上が過ぎた。

私は個人的にこの事実にただ驚くばかりで、本当にあっという間に過ぎていった歳月に、
今でもどこか信じられないような感覚があります。

30年といえば、人生で大きな変化がある年月。
生まれた子が成人して親になったり、自分の親を亡くしたりする年月。

人の一生は長いようで意外と短いんだな。。。

つい先日、不可能だと言われてきたブラックホールの撮影に、世界で初めて成功したというニュースがありました。

宇宙が誕生したのは138億年前。
今回観測できたブラックホールを取り囲む光の輪は、120億年前に放たれた光だといいます。
つまりは「今見ているのは120億年前の光」という専門家の途方もない解説に、
物理が大の苦手だった私は、頭にはてなマークが3つぐらい並んでしまうのですが。。。

ブラックホール120億年と人の一生。
比較するにはあまりにもスケールが違いすぎるのですが、
人生80年、爪楊枝の先でちょん、とつついたほどの一瞬かもしれません。

それでも人にできることは、今を精一杯生きることだけ。

「今」という字は令和の「令」にとてもよく似ています。
「今」に縦で「一」を加えると「令」になるように、
今を精一杯、令和の時代を生きたいですね。

もうすぐGW。
天皇のお代替わりということで、今年限定で10連休というスペシャルボーナスなGWです。

ただ世論調査では、約4割の人が10連休について「うれしくない」「どちらかといえばうれしくない」そうで、特に女性は「家族が10日も家にいたら家事の手間が増える」という理由がダントツというから、ものすごく同感してしまいました。

高原の宿ロマンツェのコテージも、おかげさまで4月27日から5月5日までずっと満室です。

今年は間の平日も休日になるとあって、予約開始後あっという間に予約で埋まってしまい、
人々の熱気というか必死さがうかがえました。

「10日間もみんなでうちにいられたんじゃたまらない。どこか遊びに行こう!」
・・・そんなお母さん達の密かな声が聞こえるような気がしたのは、あながち気のせいではないのかも。
(え?自分の心の声・・・?)

連休中、遠出する方もそうでない方も、どうぞ気をつけてお出かけ下さいね!

■GW中は夏休みの予定も立てたい!「お客様の声・夏編」

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