種まく旅人~あの場面あの場所へ。ロケ地めぐりで気分はヒロイン!

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■なじみのある地域の風景がスクリーンに

斎藤工さんといえば、今をときめく人気俳優さん。
私はずっと「さいとう こう」さんだと思っていましたが、お名前は「たくみ」さんと読むそうです。

その斎藤さんと若手女優の高梨臨さん主演の映画、
「種まく旅人~夢のつぎ木」の全国ロードショーが、きょう始まりました。

ロケ地となった赤磐(あかいわ)市は、ここ和気町のお隣。
農業など第一次産業をテーマにしたシリーズの3作目として制作されました。

「へえ~、赤磐市で映画の撮影? え、斎藤工主演で?」

昨年夏の撮影では、エキストラやボランティアも募集され、
市の広報誌で大々的に取り上げられるなど、
その盛り上がりは、あまりイベントごとに熱心でない赤磐市民の私にも、
ヒシヒシと伝わってきました。

自分たちの身近な生活の場やなじみのある地域の風景が、
人気俳優と共にそのまま大きなスクリーンに映し出され、
しかも全国に公開されるという出来事は、
市民にとってかけがえのない思い出になりますね。

そして映画ファンにとっては、ロケ地めぐりというワクワクした楽しみがあります。

名もない土地が1本の映画の舞台になったことで、特別な場所になる。
好きな俳優がたたずんでいた場所、歩いていた道、座っていた店。
「寅さん」で国民的人気の葛飾柴又のように。

「寅さん」とまではいかなくても、映画「種まく旅人」をきっかけに、
赤磐市の小さな名所の数々を訪れてみるのも、この冬のオススメです。

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■志半ばで故郷に戻ったヒロインの葛藤と、食を育てる仕事の尊さを描く

【ストーリー】

片岡彩音(高梨臨)は市役所で働きながら桃を育てる27歳の兼業農家。
一度は女優の夢を追いかけて東京に行ったものの、
兄の悠斗が病に倒れたことをきっかけに故郷に戻り、
兄の死後は高校生の妹・知紗と二人で暮らしている。

天文学者を志しながらも家業を継いだ兄が最期まで抱いていた夢は、
接ぎ木で作り出した新種の桃「赤磐の夢」を品種登録すること。
その遺志を叶えるため、彩音は桃の酒を作る宝町酒造の高橋親子(井上順、辻伊吹)や、
レストランを営む義姉の美咲など桃を愛する周囲の人々に助けられながら、
畑と市役所の仕事を必死で両立している。

そんなある日、農林水産省の職員・木村治(斎藤工)が桃の栽培についてレポートを書くために赤磐にやって来る。
上司から案内役を任された彩音は、治を畑や直売所などに連れて行く。
治は馴れ馴れしく口説き文句を連発し、とても桃のことを真剣に考えているようには見えない。
そんな治に苛立ち、仕事と割り切って付き合う彩音だったが・・・

豊かな日差しと土壌に恵まれ、全国屈指の桃の名産地として知られる岡山県赤磐市。
人々の営みと自然が美しく調和した風景も、
本作の重要なキャラクターのひとつである。

(東京国際映画祭HPより抜粋)

■あの場面あの場所へ。見どころロケ地はここ!

【JR熊山駅】

JR山陽本線の小さな小さな駅。
新幹線も停まるJR岡山駅から8つ目。
斎藤工さんと高梨臨さんが語り合う場面を撮影。
山と川以外は本当にまわりに何もない駅が、映像になると味わい深く映し出されるから不思議。
ちなみにそのひとつ先が和気駅。

映画の主題歌は「にこいち」というユニットの「夢の続き」。
そのミュージックビデオでバックになっている熊山駅。
黄色い電車の正面には、「和気」という行き先がぼんやりと映るのを見て、
思わず「おおお!!」・・・(笑)

やっぱり、人は「おらが町」が好きなんですね。
赤磐市も和気町も。

「にこいち」のMV ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=aCK1GopCUHg

【その他のロケ地】

熊山英国庭園
赤磐市役所
山陽ふれあい公園
赤磐市竜天天文台
西山ファームおかやま果物市場
室町酒造
Cebon(レストラン)
普門院
稚媛(わかひめ)の里  他

ロケ地マップは赤磐市役所でもらえます。
郵送もしてくれるようですので、詳しくは直接お問い合わせを。

映画関連グッズや特産品などが当たる、ロケ地めぐりのスタンプラリーも開催中。
H29年2月末まで。

http://www.city.akaiwa.lg.jp/tanemaku3/

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映画が好き。ロケ地に行くのも好き。
アメリカを一人旅で周っていたその昔、「BackDraft」という映画に出てくる
ニューヨーク消防署(NY Fire Department)に行ってみたくて、
インフォメーションで行き方を聞いてみたところ、

「・・・・・・何しに行くの?」
と、受付のお姉さんに変な顔をされた苦い思い出があります。

「危険地域だから行かない方がいいわよ」
・・・・怖いもの知らずだった20代の頃のお話です。

(後で考えると、実際のロケ地だったかどうかは不明です・・・)

■「種まく旅人~夢のつぎ木」ロケ地めぐりの後は、コテージに泊まってひと息。
赤磐市内からは車で約20分。翌日も岡山観光へ!

⇒ 周辺観光案内をチェックする
http://romanzelog.info/kanko/

※画像は「種まく旅人~夢のつぎ木」公式HP他からお借りしました。


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