国道374号線から山道を上がると、そこは雲海が広がっていた。
動くと汗ばむような陽気だった昨日。
秋晴れの、すがすがしい一日でした。
気温が下がり、ぐっと冷え込んだ今朝は、三保高原に見事な雲海が広がっていました。
放射冷却現象で、前日によく晴れて、翌朝冷え込むと見られる自然の大パノラマです。
三保高原は、国道374号線沿いに一級河川の吉井川が流れているため、
そこから水蒸気が発生し、雲海を生み出すようになっています。
高原までの山道は約5キロメートル。
374号線から入る時は、霧に覆われており、
「きょうは雲海が出ているな」とわかります。
標高430メートルの高原の途中まで上ると、
霧が急に晴れて、そこは青空が広がっています。
地元の人達も車を止めて雲海を眺めているのを、時折見かけます。
秋から初冬にかけて、この時期だけ自然が見せてくれる風景に、
時間の流れを忘れるほど。
山道はススキが揺れ、木々の紅葉が始まりました。
赤や黄色に色づいた葉はやがて木を離れ、冬がやってきます。
季節が駆け足で過ぎてゆくこの時期。
そろそろ忘年会やクリスマスの計画が気になる頃。
1棟貸切のコテージで、みんなでワイワイ、二人で静かに。
どんな過ごし方もOKです。
1年の締めくくりに、三保高原のコテージで。
ひょっとしたら雲海を見ることができる・・・かもしれません。
(この記事は2013年10月30日に投稿したものです)