がんばれ福ちゃん!朝ドラまんぷくで心も満腹。

■頭の中で流れるドリカム

夜11時半。
仕事から帰宅後、夕食の支度、後片付け、翌日の用意、洗濯諸々を終えてやっと入浴。
お風呂上がりにひと息ついたら最後はアイロンがけ。

最近この、一日の最後の仕事のお伴になってくれているのが朝ドラ「まんぷく」。
ちょうどいい15分番組だし、
重たくなく明るいストーリーだし、
あまり興味のないスポーツニュースをつけているよりもずっと、
明日へのテンションが上がる!と思って、見続けています。

録画予約して見ていますが、
たまたま予約されておらずに再放送も見逃すと、
「ああああ~~~・・・」
一気にテンションダウン。

初めはそれほど好きではなかったドリカムのオープニングソングも、
今では日中、ずっと頭の中で流れています。

「マッサン」「あまちゃん」「ごちそうさん」「ひよっこ」「半分、青い」
話題となった数々の朝ドラも見てこれずに残念な思いをしましたが、
毎回見るという習慣付けをしてみた「まんぷく」は、
毎日の楽しみになっています。

「連続テレビ小説」というからには、
やっぱり一話も見逃したくない!という思いも湧いてきます。

月曜から土曜、毎日放送される「まんぷく」が、
元気の素になっている人は多いのかもしれないな~と、
見続けて実感しています。

■福ちゃんの誕生

ドラマは日本の国民食であるインスタントラーメンの生みの親、
安藤百福夫妻をモデルにしたストーリー。

戦後の混乱期、食べるものが乏しい時代、食の大切さを痛感したのが発明の根幹にあるといいます。

百福さんの経歴や実績などは、他の詳しい方々がブログなどで紹介しているので、
それはそちらの方々におまかせして。

「まんぷく」は百福さんご本人というよりは、奥さんの「福ちゃん」の視点で
描かれている点が、好感を持たれている理由のひとつのようです。

主演の安藤サクラさんは百福さんと偶然にも同姓ですが、
「福ちゃん」と同じ幼子を育てるお母さんでもあり、
朝ドラ史上、初の子育て現役女性なんだとか。

長い朝ドラの歴史の中でそんなにも長い間、
子育て中の女性が主役を務めることに高いハードルがあったのかという意味で、
ちょっと驚きでもありましたが。

「うれしいというより、悔しかった」
憧れの朝ドラ主演のオファーが直接あった時、サクラさんはそう思ったそうです。

「1才児を子育て中の自分には無理だ」と。
子育てを理由にドラマに穴は空けられないという責任とプレッシャーだったのでしょう。

それでも夫や周囲の後押しがあり、1ヶ月悩んだ後サクラさんの福ちゃんが誕生しました。
自身のお子さんのことは、
「一緒に育てましょう」とスタッフの方々が後押ししてくれたそうです。

小さい子ども、それも初めてのお子さんを抱える新米お母さんにとっては、
どれほど心強かったことか。

実生活と役柄の背景が同じだというのも、
知らず知らずのうちに応援したくなる理由かもしれませんね。

(参照 山陽新聞コラム 滴一滴 12月6日(金)付)

■鈴さんファン

そして福ちゃんのお母さんの松坂慶子さんが、なくてはならない潤滑油になっています。

「私は武士の娘です!」が口癖で、源義経が先祖だと断言している。

娘夫婦をあたたかく見守る・・・というよりは自分が見守られたいお母さん。
お嬢さん育ちで天然、でも憎めない。とっても単純な「鈴さん」。
「それ娘に言う~?」
と、突っ込みたくなる。

松坂さんといえば大河ドラマ「西郷どん」でも西郷家の母上役でした。
若い頃よりもふっくらして、お母さんの貫禄がつきました。
でも細い松坂さんだったら、あのお茶目な鈴さんはちょっと似合わない。

昨日放送回では、栄養食品「ダネイホン」宣伝用ポスターのモデルに、
万平さんの代わりにと持ち上げられ、
「え~?私?いやだわそんな、私なんて・・・・・がんばります!」
と、出たがり鈴さんが笑わせてくれました。

「私を無視するの?!」
「塩屋はいやだわ」
「私は飯炊きだけしていればいいってこと?」
「いつお金が入るの?」
「いったいどうするつもりなの、万平さん!」

などなど、実際にこんなにハッキリものを言ったらさぞバトルになるだろうな~と
思うようなセリフを次々言ってしまう鈴さんにちょっとハラハラしながら、

(お願いだから鈴さんは長生きしてずっとドラマに出てきて)

と思ってしまうのです。

物語はまだ、インスタントラーメンの発明までには至っていませんが、
製塩業、栄養食品の開発など、バイタリティあふれる万平さんと、それを明るく支える福ちゃん。

「まんぷく」で日々の生活に笑いがあるひと時があるのはうれしい。
これからの展開が楽しみです。

SNS全盛の今、自分の感想を投稿したり、共感したり、または違う視点からの意見にふれたりと、
良くも悪くも誰もが発信できる時代。

元気をくれている出演者の方々にとって、
「ダネイホン」のように元気の素になるような感想を発信したいものです。

・・・・でも、あの「ダネイホン」なる栄養食品は、まっ・・・・・たくおいしそうじゃなかった。
それが正直な感想です。ごめんなさい。笑

■元気な女子のミナモトは、サクラさんも慶子さんもきっと・・・
⇒ コテージで大人の女子会 https://romanzelog.info/otoku/item59/


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