おいしいものはみんなの幸せ。圧力鍋、その驚きの実力。
「平成最後の日をあなたはどんなふうに過ごしますか」
「平成の時代にやり残したことは何ですか」
「平成の終わりに聴きたい、あの歌この歌」
・・・・・という話題でいっぱいのこの頃。
まさにきょうは平成最後の日。
天皇陛下の退位を寂しがる声、感謝の声、ねぎらいの声。
日本中の多くの人が、思いを同じくしている一日ではないかと思います。
本当に30年間ありがとうございました、と申し上げたい。
美智子様とともに、日本の人々を見守り続けて下さいました。
両親と同世代のお二人に、今は亡き父母の姿を重ねていたのは多分、
私だけではないでしょう。
これからは少しでもゆっくりしていただき、一日でも長くお元気でいていただきたいなと心から思います。
そんな平成最後の日なのですが、GW真っ最中でコテージは家族連れやお友達グループのお客様でいっぱい。
自炊プランのお客様は圧倒的にBBQを楽しむ方が多いのですが、
「海鮮鍋を作ります」
「野菜カレーをしてみます」
など、尋ねてみると色々と工夫をされているようです。
コテージ宿泊の楽しみは、「みんなで作ってワイワイ食べること」が一番。
なので今回は、あえて「食べること」について書いてみることにしました。
■恐るべし圧力鍋
「やわらか~い牛肉の入ったビーフシチューが食べたい!」
という念願のもと、昨年、圧力鍋を購入。
約6,000円でしたが、普通の調理用具に比べると高級品です。
当初はちょっと敷居が高く、シューッとなってボン!!という勝手なイメージがありました。
(使いこなせるかなあ・・・)
料理は「作る人」よりも「食べる人」でいたいのが本音でも、
一応主婦だからご飯は作ります、というレベルの私は半信半疑でしたが、とにかくレシピ通りにやってみることに。
初めて作った時は、取扱説明書の肝心なところを読み飛ばし、
鍋の中の圧力が下がらないうちに蓋を開けてしまい、蒸気口の弁が本当に「ボン!!」と飛んでしまって「わっ!!」とビックリ。
勢いよくシューシュー!といっている圧力鍋を、不安げに遠巻きに見守る始末。
(やっぱりこういう道具は「料理極めてます!」っていう人が使うものかも・・・)
ところがところが、ポイントを押さえた2回めからは信じられないほどおいしく出来上がり、
「おおおお!!」
「んんんん!!」
「やわらか!!」
「うまっっ!!」
と、家族もビックリの大絶賛。
レストランで注文しようと思ったら3,000円ぐらいはしそうな(?)おいしさ。
それまで普通の鍋でコトコト煮てもやわらかくならなかったお肉が、大変身を遂げた瞬間でした。
アメリカ牛の大きなお値打ちステーキ肉、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、そして市販のビーフシチューのルー。
それが、それが、こんなにプロの味になるなんて。
お肉だけでなく、野菜もふっくらしてやさしい味わいなのがすごい。
(ううむ、恐るべし圧力鍋・・・)
やってみるもんだな~と、しみじみ思いました。
シューッとなってボン!!という妙な先入観が、こんなに便利な道具との出会いを遠ざけていたとは。
「おかわりまだある?」
「どしたん~?」
という家族の反応にちょっぴりドヤ顔。
とっても料理上手になった・・ような気がする圧力鍋の実力に、今更ながら驚いています。
最近では健康を考えて玄米食にしているので、ふっくら玄米を炊くのにも活躍してくれています。
ちょっとひと手間加えて、さらにおいしく・・・これはまた次の機会にご紹介しますね。
■初心者でもプロの味
【かんたんビーフシチュー レシピ】
材料 4人~6人前
牛肉 600g~800g(お肉好きな人は多めに!)
ジャガイモ 5~6個
玉ねぎ 2~3個
にんじん 2本
市販のルー 1箱
ローリエ 2枚
コンソメ 1個
(A)ケチャップ・中濃ソース・オリゴ糖 各大さじ1
1. 材料は肉も野菜も大きめに切る。
2. 圧力鍋に油を入れて肉をさっと炒め、水、ローリエ、コンソメを入れて高圧で25分加熱。
水の分量は市販のルーのレシピ通りの分量を入れる。
3. 時間がきたら火を切り、鍋の圧力が下がるまで放置。
下がったら野菜を入れ約7分加熱。
4. 鍋の圧力が下がるまでさらに放置、仕上げに(A)を加えて完成。
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ご飯にも合いますが、パンが欲しくなります。
バゲットにつけていただくとおいしい~。
食べ過ぎに注意。
材料の分量はアバウトですが、各家庭のお好みで。
2日目はコクが出てさらにおいしくなっています。
圧力鍋は使い方をしっかりおさえれば、時短でとっても便利。
1. 蓋を正しくセットする
2. 火にかける
3. 火を弱める
4. 放置
5. 蓋を開ける
おいしいものを手軽に作って幸せに。
ご家族やお友達と、ぜひお試し下さい。
■気ままに自炊プランで、家族とおいしいもの作ろう
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